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2022.12.06

第六回 新蕎麦俳句 結果発表

第六回 新蕎麦俳句大賞 結果発表

第六回 新蕎麦俳句大賞の結果発表です。
今回もたくさんご出句頂きありがとうございました。
以下に各賞と、選句して頂いた嵯峨野俳句会主宰の才野洋先生の選評を原文のまま載せます。
なお、主催賞には隆兵そばの食事割引券を、編集部賞には隆兵そばの商品を後日贈らせていただきますので、今しばらくお待ち下さい。

(主宰賞)
ほの青き新蕎麦さらす京の水
寝屋川市 E.Sさん
新蕎麦の淡い色と光る水とのコントラストが美しい句です。「さらす」という言葉が職人の労に対しての、「京の水」という言葉が土地に対する挨拶になっているところも見事です。

(編集部賞)
正座して新蕎麦啜る娘婿
山形市 Y.Sさん
お舅さんに対面して少し緊張しているお婿さんの様子が「正座して」という言葉に表れています。しかし新蕎麦を食べながら団欒されたことでしょう。微笑ましい句です。

(佳作)
新蕎麦や内定式の紺の波
京都市 K.Fさん
「新蕎麦」と「新社員」の対比が面白いです。新しく社会に出る人へのエールの句です。

(佳作)
変わる店変わらぬ心走り蕎麦
久喜市 M.Sさん
「変わらぬ心」という言葉に惹かれます。おもてなしの心は大切にしていきたいものです。

(佳作)
走り蕎麦親父は喉で喰らふなり
名古屋市 T.Mさん
蕎麦は喉越しで食べるものとはよく言われることです。昔気質の人の姿が彷彿としてきます。

以上結果発表でした。入選された皆様、おめでとうございました。

さて、本年はウクライナで戦争が起こってしまい大変心が痛む毎日を過ごす一年となってしまいました。
コロナも去年と比べれば様々なシーンで規制は緩和されつつありますが、依然として感染者は多い状況が続いておりますので皆様くれぐれもお身体を大切にお過ごしくださいませ。
来年こそは良いニュースで世界が満たされますように。
では、本年も私の下手な句で締めくくる事にしましょう^_^

数え日の子らに陽の差す朝かな  隆兵

明るい未来を信じて進みましょう!