隆兵そば
2021年12月22日

第五回 新蕎麦俳句大賞 発表

第五回 新蕎麦俳句大賞の結果発表です。
今回もたくさんご出句頂きありがとうございました。
以下に各賞と、選句して頂いた嵯峨野俳句会主宰の才野洋先生の選評を原文のまま載せます。
なお、主催賞には隆兵そばの食事券を、編集部賞にはそば茶サイダーを後日贈らせていただきますので、今しばらくお待ち下さい。

主宰賞 東京都 HYさん
音たてて新蕎麦啜る寄席帰り

(選評)噺家さんたちは気持ち良いくらいの音を立ててそばを啜る芸をされます。それに感化されたと言うわけではないでしょうが、作者も良い音でそばを啜っている情景が目に浮かびます。しかも「新蕎麦」です。気持ちよさが伝わってきます。落語も新蕎麦も日本の文化。長く伝えていきたいです。

編集部賞 東京都 KKさん
新蕎麦や暖簾くぐれば顔なじみ

(選評)いつもの店のいつもの面々。そのような心ほぐれる情景が思い浮かびます。現代社会では人と人との繋がりが希薄になっていると言われますが、蕎麦屋さんを軸とした人の繋がりが保たれていると言うのは、心安らぐことです。

佳作 千葉県 OJさん
新蕎麦や古き暖簾の外は雨
「新蕎麦」と「古き暖簾」との対照が面白い句です。「外は雨」という言葉が、静かさを感じさせます。

佳作 神奈川県 AFさん
新蕎麦を肴にたのむ昼の酒
(選評)貴重なお休みの日なのでしょう。「昼の酒」にのどかさを感じます。

佳作 埼玉県 SYさん
新蕎麦や頁にはさむ柄マスク
(選評)昨今のコロナ下の情景がたくみに詠まれています。「柄マスク」であるところに工夫を感じます。

以上結果報告でした。

さて、今年も去年に引き続き、コロナにより世の中は大変な窮屈を強いられ続けてきました。
「マスク」は本来なら冬の季語ですが、今の世の中では季語にならない状況です。
来年こそは気持ち良い一年になって欲しいものですね。
では今年も申し訳ないですが、私の拙い俳句で〆たいと思います。
今年は新蕎麦ではなく、マスクの明るい句を作りました。
では皆様良いお年をお迎えください。

マスクして駆け出す子等に日の差して  隆兵

最近の記事

Recentry Posts

カテゴリー

Category

過去の記事

Archives

食材へのこだわり

隆兵そばでは、出来得る限り有機栽培や無農薬、減農薬野菜を使い、
京都、または京都近郊でとれた食材や関西近郊で醸された酒を提供できるように心がけております。

晦日そば

毎年12月31日は予約制にて単品営業を行います。