隆兵そば
2018年2月26日

2月の晦日そばの夜営業はお休みします

誠に勝手ながら、2月の晦日そばは昼だけの営業とさせていただきます。
どうぞよろしくお願い致します。

2018年1月29日

本物

本物は何か?
という問いに対して明確に答える事は、かなり難しく思えます。

物事を追求し出すとキリがないですし、真剣にやればやるほど、どこまでも本当でない気がして来るものです。

逆に大して追求しない人がほんの少しだけこだわりのある商品を手掛けると本物志向などと気軽に言います。

本物かどうかは最終的には、作り手に罪悪感があるか無いかということだと思います。
ほんのこれっぽっちもないなら本物。ほんの少しでもあるなら本物と言い切るワケにはいかない。
そんなところだと思います。

有り難いことに、私は自分の仕事に対してほんの少しも罪悪感がない。出来ているか出来ていないかなら、きっとまだまだ出来ていないはずです。
しかし、やっていることに罪悪感は一ミリたりとも無い。

良かった良かった。

2017年12月24日

新蕎麦俳句入選発表!

9月から募集した新蕎麦俳句にたくさん投句をいただきまして、誠にありがとうございました。
嵯峨野俳句会の皆様による選句による入選を発表させていただきます。
句の鑑賞文は嵯峨野俳句会主宰 才野洋先生によるものです。

主宰賞にはお食事券2名様分、編集部賞には蕎麦茶サイダー3本入りを、それぞれ贈呈させていただきます。

来年も募集する予定です。佳作の方々も次回は賞を目指し、ぜひとも投句して下さいますようお願い申しあげます。

主宰賞
新蕎麦と酒の一合だけでよし (神戸市kk様)

編集部賞
新蕎麦の命の踊り迎えつつ (東京都tk様)

佳作
新蕎麦や湖見ゆる丘登り来て (京都市mm様)

新蕎麦に魂込める友の腕(京都市my様)

新蕎麦でほころぶ母と語り合う(大阪府sr様)

鑑賞

新蕎麦と酒の一合だけでよし

酒好きな選者の好みが些か入ってしまいましたが、「だけでよし」と言い切っていることが、新蕎麦の風味を良く表していると思いました。やはり美味しいものは美味しいお酒と一緒に楽しみたいものです。

新蕎麦の命の踊り迎えつつ

新蕎麦の風味を「命の踊り」と表現したところが力強く感じました。また「食べ」と言わず「迎え」としたところが、新蕎麦の命を自分の体に受け入れるという、感謝の気持ちが感じられました。

新蕎麦や湖見ゆる丘登り来て

形の整った良い句だと思いました。この作者による「桂川の辺の蕎麦店の景色の俳句」を今度は見て見たいものです。

新蕎麦に魂込める友の腕

店主の友人の作でしょうか。「友の」が直接的過ぎるとも思いましたが、店主に対する信頼感の感じられる句です。

新蕎麦でほころぶ母と語り合う

「ほころぶ」は「顔つきがやわらぐ」の意味ですね。親子の情愛の感じられる句です。

以上、嵯峨野俳句会 主宰 才野洋先生による鑑賞でした。

さて、いよいよ今年も残りわずかとなりました。
この時期にぴったりの季語があります。「数へ日」。年末の残った日数が指折り数えられる感慨、そしてその向こうには新年を迎える年用意の慌ただしさがあるという季語です。

数へ日や無事と揮毫の軸をかけ 隆兵

今年も一年どうもありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

○隆兵そば 中村隆兵 九拝

2017年12月22日

年末年始の営業について

年末は31日まで営業いたします。31日は大晦日につき、お昼はお蕎麦のみの営業、夜はお蕎麦とお酒、酒の肴も少しですが、ご用意してお待ちしております。
尚、31日のご予約はお受けしておりません。お越しいただきました順にお入りいただいておりますので、ご了承下さいますようお願い申し上げます。

年始は2日よりお昼のみ営業いたします。5日以降は夜のご予約もお受けいたします。

1月15日の月曜日から1月19日の金曜日までは冬季休業とさせていただきます。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

2017年12月17日

アク

黒豆を炊くと、炊き始めにかなりのアクが出ます。

よく味が濃くなるからアクをとらずに炊くということも耳にしますが、やっぱりアクはアクです。そういうキツイ味ではなく、アクを除いた奥にある豆本来の「純粋な」甘さを引き出せてこそプロフェッショナルなのではないでしょうか?

これは黒豆に限らず、蕎麦や豆腐やその他様々な日本料理に通じているように思います。

濃い味こそが旨さということが近ごろ定着しつつあるのかもしれませんが、確かに旨さではあっても美味しさであるとは思えません。

その旨い味はアクの味ではないですか?

かといって水くさい料理を「頭で」「美味しい」に変換してはいないでしょうか?

ほんまもんはどちらでもありません。
きちんと味がして、なおかつ、きれいであります。
わかりやすく狙った「ふわとろ」なんかではなく、いっけんごく普通に感じながら、やっぱり美味しいと思える「大いなる普通」こそ、わたくしが目指す究極の美味世界です。

禅の修行の一番最後の段階も、煌びやかな高僧の衣を纏う訳でなく、普通の人々と何ら変わらない生活スタイルをもってして、尚、人々に良い教えができる人格が形成されると十牛禅図にあります。

わたくしはこういう日本の素晴らしい感覚が無くならないように、それを料理を通じて表現したいですし、それがわたくしの生きる道だと強く感じます。

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食材へのこだわり

隆兵そばでは、出来得る限り有機栽培や無農薬、減農薬野菜を使い、
京都、または京都近郊でとれた食材や関西近郊で醸された酒を提供できるように心がけております。

毎月月末最終日は単品営業!
『晦日そばの日』

※最終日が定休日にあたる場合はその前日に実施いたします!